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概要

news_no.94

(22)第94号 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 2018年(平成30年)10月1日 病児保育の現場は、自然に異年齢保育とも縦割り保育とも言われる保育形態になります。そこで看護師や保育者はそれぞれの子どもの病状に合わせて保育が始まります。7セッションでは、異年齢保育の特徴、良さ、配慮事項、保育環境などの講義後、参加者全員がグループに分かれてそれぞれの病児保育の異年齢保育の取組報告者/ワークショップリーダー:山本 幾代 (高松短期大学保育学科)ワークショップ7<コミュニケーション親プログラムについて> このプログラムは一般的によくされているペアレントトレーニングとはまったく異なる方向からのアプローチである。ペアレントトレーニングは子どもの問題行動を、“ほうび”と“ペナルティ”とを用い、親がコントロールしようとする。けれども、コミュニケーション親プログラムは親が子どもの問題行動をコントロールしようとするのをやめるのである。親と子の関係、いわゆる愛着の問題から生じている問題行動は、親がコントロールしようとすればするほど、相手も意地になり事態は悪化する。コントロールすることをやめることが、逆に子どもの問題行動の改善につながる。落ち着いたところで、親が自分の気持ちを感じたり子どもの気持ちを慮ったりすることに焦点をあてる。子どもの問題行動は、子どもの「親にわかってもらえないことへの怒り」でもあるため、親が子どもの立場や思いを慮れば自然に落ち着く。親が子どもに怒りをぶつけることをしなくなり気持ちを慮るようになると、子どもは親に甘えるようになる。これは本能である。子どもがふつうに甘えてくることは、時として親の感動体験となる。感動体験があると、悪循環であった親と子の関係がよい循環にギアチェンジされる。報告者/ワークショップリーダー:牛田 美幸(四国こどもとおとなの医療センター 医師)サブリーダー:清水小百合(四国こどもとおとなの医療センター 臨床心理士)サブリーダー:望月 アン(365 mama's club 代表)ワークショップ6かんしゃくの強い子どもを育てる親へのプログラム‐ コミュニケーション親プログラム‐病児保育ならではの異年齢保育 今回、参加いただいたほとんどの方々が社会人になる前、あるいは社会人になってからもマナー研修を受けた事がないと言われていましたので、マナーの基本であるおじきの仕方、話し方、聞き方を中心にさせていただきました。 短い時間ではありましたが皆様真剣にロールプレイにも取り組んでいただく事もできました。 研修を終えて皆様からご希望が多くありました電話対応の実践などを取り入れた研修を次回機会がありましたら研修させていただきたいと思っております。 今回の研修が少しでも皆様にとってお役にたてば幸いです。お忙しい中参加いただきありがとうございました。報告者/ワークショップリーダー:矢野 啓子(第一生命保険㈱東四国支社新高松営業オフィス)ワークショップ5「~話し方・聞き方・電話対応をロールプレイを通して学ぼう~」